
ご挨拶 ~関西鹿和会便り第78号発刊に添えて~
関西鹿和会
会長 橋本 宏
会員の皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。平素は、本会の運営に格別のご理解、ご協力をいただき厚く御礼申し上げます。
今年4月より会長を拝命致しました橋本宏です。別頁に示します様に今年度からの新しい役員、評議員の体制で誠心誠意、務めさせて頂きます。牧浦前会長には4年間の会長職、誠にご苦労様でした。引き続き顧問として鹿和会便りの編集などを中心にご助力頂いております。
関西鹿和会は1976年「会員相互の親睦をはかる」「会員の福祉の向上をはかる」「会員と現職社員の融和をはかり、鹿島建設の発展に些かでも寄与するように協力する」ことを目的に設立されました。以来46年に亘り、諸先輩の会員の皆様のご助力により、歴史ある活動を重ねてきました。しかしながら会員数の減少はここ数年来、歯止めが掛からず、4年前から100人以上減少し、ついに500人を割り込みました。この危機的状況を何とか改善し、関西鹿和会の活動を微力ながら、維持、発展させていきたいと考えております。皆様のなお一層のご協力を心よりお願い申し上げます。
さて一昨年来続く新型コロナウイルス感染については、第7波は10月に収束したもの11月には早くも第8波の到来し、経口治療薬の普及、診療対応の変換など、ウイズコロナの時代への転換が進むべき大切な時期を迎えているものと思われます。
一方で、ロシアのウクライナ侵攻や米中貿易摩擦、台湾問題、イラン、北朝鮮の核開発などに端を発した民主主義と独裁主義の対立等に伴う世界的な安全保障危機、資源食料高騰、物価高騰、円安などはますます不安定な様相を呈しています。また、安倍元総理銃撃暗殺という衝撃的な事件に端を発した旧統一教会の問題や、先の見えない地球温暖化などの環境問題等々、心落ち着く事のない日々が続いています。
このような状況の元、毎年5月下旬に開催しておりました総会を昨年に引き続き今年度も中止し、秋に予定していた懇親会も断腸の思いで中止することとなりました。大切な総会、懇親会を3年続きで中止することとなり、真に遺憾ではありますが、会員の皆様には現下の事情をご賢察いただき、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
また、今年7月には、4年ぶりに会員名簿を更新し、弔事報告に関する職種別の電話FAX連絡網の再整備を整え、皆様にお送りさせて頂きました。
さらに今年9月から11月にかけて、鹿和会専用のホームページの開設を検討してきました。関係各位のご助力のおかげでこの度、その開設をお知らせできる運びとなりました。別頁の鹿和会専用ホームページ開設のお知らせを是非、ご覧ください。
ホームページの開設により、スマートフォンやパソコンのネット検索で、ホームページが誰にでも閲覧できるようになりました。同時に、関西鹿和会専用のサーバーを用意し、専用の各種問い合わせ窓口を新たに設置して、皆さんとの情報交換をより迅速確実に、簡便にして行きたいと思っています。60歳で定年を迎えられ、再雇用として鹿島や鹿島グループで働かれている方や、定年後、今まで加入していなかった方々にも、このホームページを通して、会員加入を勧めていき、鹿和会活動の活性化を図っていきたいと思っております。ここ数年来の課題であります会員数の減少に歯止めをかける大きなきっかけとなればと考えております。何卒、ご協力のほど宜しくお願い致します。
また、この『鹿和会だより』については、本会活動の根幹となる大切なものと捉え、今年初めの77号発刊に続き、今回の78号発刊を行いました。皆様の近況報告、一般原稿、追悼文等多くの投稿を頂きありがとうございました。
今回は、特別に鹿島建設関西支店茅野毅支店長に寄稿頂き鹿島関西の近況をご紹介頂きましたので、併せて、ぜひお読みください。
また、絵画、ゴルフ、囲碁、書道写真の同好会については、別頁に掲載しました活動を今後とも支援していきますので、ぜひ、ご参加ください。
最後に、会員の皆様には、くれぐれもお身体に留意され、この未曾有の厳しい状況を乗り超えていただき、来春こそは笑顔で再会できることを祈念いたしております。
2022年12月吉日